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公開!アメリカでかかった医療費!

      2015/10/30

さて、昨日はアメリカで使っている医療保険について書いてみましたが、今日は、実際医療費がどのくらいかかるのかを我が家の例をとってあげていきたいと思います。
特に小さい子供がいらっしゃるご家庭は、病院とは付き合わざるえません。大人だったら、ちょっとしたことなら病院にはなかなかいかないと思いますが、子供がいるとそうも言ってはいられない。
我が家には、6歳と4歳になる子供がいますので、この1年の間にも何回か病院に行っています。だけど、日本に比べて病院に行くことは減りました。言葉の壁、予約の取りにくさ、などなどで、病院は気軽に行けるところではなくなりました。子供の耳垢とってもらいに耳鼻科に通うなんて、もってのほか!(笑、日本ではやっていた。)

さて、アメリカの医療費(実費)はどのくらいかかるのでしょうか?

インフルエンザにかかった費用 驚きの468.19ドル

まずは、昨年末、娘がかかったインフルエンザの費用です。
学校から帰ってきて、熱がぐんぐんあがりだした娘。次の日も、38度以上の熱が下がりませんでした。季節的にも、これはもしやインフルエンザの予感。
しかし、ここアメリカ。病院の予約をとっても、見てもらえるのは1週間後なんてザラです。こういう急な症状の時に行くのは、Redimed(レディメド)です。Walk-in(予約なし)で診察してもらえます。待たないといけないですけど、感覚的には予約なしでいく日本の病院です。どんな症状も見てくれるようです。

Redimedでの診察&多分インフルエンザの検査・・・172.20ドル
処方箋タミフル・・・295.99ドル(驚!!!)

皆さん、びっくりしませんか?日本でもタミフル、使ったことあります。あの薬、保険なしでアメリカでは3万円近くするんですよ!!!
アメリカの病院は、病院で処方箋をもらうと、それを行きつけの薬局に情報を流してくれて、薬局で処方箋を購入することになります。保険のない私たちは、薬剤師さんに、「こんだけ薬かかるけど、どうする?買う?」と聞かれました。大人だったら、買わないかもしれないわ…。だけど、薬の高さにビックリ仰天しながらも、カード決済しました。おかげで、熱はすぐに下がり、大事に至りませんでした。

インフルエンザにかかって日本と同じように治療しようとしたら、こんなにかかる。絶対家族で蔓延したら破たんですね~。

耳の入口まで出てきたチュービングをとってもらった費用 118.00ドル

我が家の娘は滲出性中耳炎を繰り返したために、両耳鼓膜にチュービングを設置していました。しかし、それから1年半ぐらいしたアメリカでそれが自然に抜けて来ていました。それは、いいんです。想定範囲内で、日本の耳鼻科の先生にも自然に抜けおちたらそれで落ちたでいいよと言われてました。
しかし、耳垢がチュービング周りにこびりついてしまい、耳の入口から出てこなくなってしまいました。鼓膜からははずれてしまっているので、ちょっとかき出すだけ。でも痛がって私にはやらせてくれず、ゴソゴソすると言い出しました。なので、予約をして、耳鼻科を受診しました。

耳鼻科は、ERTって言われています。辞書で調べると、耳鼻咽喉科otorhinolaryngogyとか言う難しい読めない単語が出てきますが、普通はこんな単語使わないようです。
ear, nose and throatの略で、「ERT」と呼ぶそうです。

やってもらったことは、耳垢そうじ?みたいなもの。そして、鼓膜がちゃんとふさがっているかのチェックです。
治療時間、多分5分もかからなかったんちゃうかな?

で、締めて1万越え。

ん~、日本で気軽に耳垢とりに耳鼻科に通っていたのは何だったのか。こんなにしたのだろうか???

お腹が痛くて受診した費用 98ドル

学校から帰ってきた娘が、お腹が痛いと言い出した。実は数日前からもお腹が痛いと言っていた(ちょうど、学校行きたくない騒いでいた時期でした。)
私はストレスで胃がおかしいのではないかと心配になり、Redimedに向かいました。

小児科の先生が、お腹を押さえたり、触診して受診。
問題ないということで、処方薬もなし。

締めて、98.00ドル。

もう、ちょっと体調悪いくらいでは病院には行くまい。とりあえず、家で様子をみようと心に決めます。
日本でちょっと異変があれば、ほい病院と頼りすぎていた…、本当に大変な時は親ならわかるはずだ…と改めて、アメリカでの病院の付き合いを考えさせられる。

銀歯がとれた!はめてもらうのにかかった費用 77ドル

これは、昨日も書いたことなんですが、私のことです。
ご飯を食べていたら、銀歯が外れた。
歯を磨いていたら、銀歯が外れた。
と、違う場所(上の奥歯、下の奥歯)で2回銀歯がはずれました。
幸い、とれた銀歯をまた付け直すという作業だけですみましたが、その費用締めて77ドルです。

ただし、これが銀歯が古すぎてもう付け直しができない、作り直すしかないといった場合の見積もり金額は1000ドルくらいとのこと。

本当歯の治療費は高いです~!!!

鼻の穴にビーズが詰まった!取ってもらうのにかかった費用 395ドル!!!

初登場、4歳の息子です。
どうして男の子って、こういう訳のわからないことやっちゃうんでしょうね!
どうやら、遊んでいてビーズを鼻の中に押し込んだらしい。それを夕方、急に娘が「〇〇が、ビーズとれなくなってるんだよ。」って急に言い出して、息子の鼻をチェックすると、鼻の奥の方にオレンジ色のビーズが…。ウソでしょう?いつから???
鼻をふんっとかませても、全然前に出てこない。(大人のように勢いよく鼻がかめないし…)
ちょうど帰ってきた主人がまずRedimedに連れて行きましたが、ここでも取れず(取れなかったので支払いなかった。)、すぐにChildren ERに行くようにすすめられる。

そして、ER受診。無事ビーズがとれる。
してもらった治療は、主人が息子のビーズの入っていない方の鼻の穴を押さえながら、息子にマウスツゥーマウス!空気でビーズが鼻の入口に出てきたところを先生がピンセットで取るという原始的なもの。
子供が小さいので、奥に吸い込んでしまうほど鼻を吸う力がないので、入口まで出すしかないとのことでした。

それで、

受診料・・・120.00ドル
Emerg Room使用料...275.00ドル(驚!!!なんじゃこりゃー!!!)

ビックリ。ERは部屋の使用料がべらぼーに高いんです。
これ、ディスカウントしてもらっての金額なんです。ディスカウント前は687.50ドルという破格の値段、そこから保険がないということで、446.87になり、
そこから、通訳の人が、してもらった治療は父親が手伝ったことが主であるとかなんとかさらなるディスカウントを要求してくれて、275ドルまで下がったという不思議なことに。
だとしても、高いです。ERは、高いですよ~!!!

 

ちなみに、アメリカの病院は保険がないとディスカウントしてくれます。
最後のERは大きな病院なので、保険がないと、ファイナンシャルカウンセラーと相談するように電話番号をもらい、ファイナンシャルカウンセラーと請求金額のディスカウントの相談をしましたよ。

幸い、上記の金額はすべて海外旅行保険で補償されました。

 

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