アメリカ生活サバイバル

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アメリカで使っている医療保険

   

こんにちは、pekoママです。体調がすぐれなくて、なかなかパソコンに向かう気力がなくなっていました。ご無沙汰してしまっています。
自分も調子が悪いのに、そこへ子供の発熱…。
そういうことって続くのですね。だけど、おかけで家にとじこもって看病の日々で、自分自身も疲れをとれたような気がします。
だけど、外国アメリカでの病気…。本当に心細いですね~。まず、日本では気軽に行ってた病院のハードルが高い…、高すぎるのでございます。

  • 英語で予約をとらないといけない高すぎるハードル
  • 説明を英語で聞かないといけない高すぎるハードル
  • 医療費がとても高いとウワサに聞く、いくらかかるのか見当つかない怖すぎるハードル

さて、今日はそんなアメリカで病気になった時に必要な医療保険のお話をしたいと思います。

 

アメリカの医療費はすごく高い

まず、びっくりすることがアメリカの医療費はとてつもなく高いと言うことです。ここがネックとなって、まず気軽に病院へ足を運ぶことができません!
日本では、ちゃんと公的な医療保険があります。支払いは3割負担。子供に関して言えば、自治体によって異なりますが、私が以前住んでいた市では、市が助成をしてくれて、子供の医療(予防接種や健康診断を除く)は無料でした。これはアメリカに来てから実感しますが、本当にありがたい制度だと思います。子供の医療費を心配しないで、ちょっとしたことでも病院に行くことができます。(ただ、そんなに大したことなくても、とりあえず病院に行こうとなってしまう傾向もある。)
しかし、日本の国民保健的なものは、アメリカにありません。民間の医療保険に入るか、もしかすると、無保険のまま。そして、この民間の医療保険の保険料がめちゃくちゃ高いんです!!!
アメリカの人たちは、就職する時に、その会社が入っている医療保険のベネフィットも考慮する項目に入っているようですよ!それぐらい、医療保険が髙くて、種類が多くて、保険内で受けれる医療も違ってくるのです。
自力で医療保険に入ろうと思ったら高くて無理…ということで、無保険の人も多いそうです。しかし、無保険だと、医療費は当たり前のように高いです。そして、その高さは、日本の無保険よりも、もっと高いと思います。

アメリカはお金を払いさえすれば、高度で最先端な医療が受けれることができます。しかし、反面、その機会は平等ではないんですよね~。

我が家の医療保険は、長期の海外旅行保険

そして、我が家の場合はと言いますと、アメリカの民間の医療保険には入っていません。これは、会社によって変わってくると思いますが、大きな会社で、何人もの駐在をかかえている企業は、ちゃんと現地の医療保険に入っているはずです。そして、保険料はすべて会社もち、いい保険なので、カバーも万全、患者が直接支払う額もきっと少額なはず。うらやましいです。
私たちは、会社から家族で赴任したのは、私たちだけという環境で、日本で長期の海外旅行保険に会社で入ってもらうことができました。1年ごとの契約更新をしています。
正直、その方が金額が安かったからです!
現地の保険も検討したのですが、会社が保険料の半分負担(現地の人と同じ条件)でも月々の支払いが多く、その上保証がよくない。確か500ドル以上の治療費には保険がきくけど、それを超えない分は自腹だったような。高額な医療請求にそなえるような保険でした。
そんな経緯を経て、東京海上日動の保険に渡米前に入ることができました。いわゆる駐在保険です。

安心の東京海上日動長期留学保険·留学生保険·ワーホリ保険·駐在保険  (リンク先にとびます)

会社が東京海上日動で付き合いがあるということで決まりましたが、他の会社でもありますよ。

  • 海外駐在保険| 海外旅行保険ならAIU保険会社
  • 海外駐在保険(1年超~5年) | ジェイアイ傷害火災 – e海外旅行保険
  • 駐在員·赴任保険|留学保険などの海外旅行保険比較サイト イーコールズ

こんな感じで、長期の海外旅行保険があります。

もし、長期で海外に滞在されることがあるのなら、ぜひ検討してみてください。もちろん、現地の手厚い保険に会社で加入してもらえるならそれに越したことはないと思います。
だけど、個人でだったり、会社で現地の保険を検討していない場合などは、きっと役に立つと思います。我が家はこの保険でこの一年過ごしてきましたが、大きな問題なく過ごせてます。

それよりも、無保険の方が怖い!
我が家は建て替えをして、保険請求をすることも多いので、医療費が高いということは実感しています!

私が思う海外旅行保険のメリット、デメリット

実際、私たち家族がアメリカで1年滞在して、海外旅行保険を使用してみて、感じるメリット・デメリットについて書いてみたいと思います。

メリット①大体の場合、保険が効き、全額カバーされる(補償内容にもよる)

これは大きなメリットですね。
アメリカに住んでいるお友達に、保険を聞かれて、日本の海外旅行保険に入っているというと、「それ、いいですよ~。大体使えるから。」と言われます。
普通に体調悪くて、受診する場合は、まず後日保険請求すれば負担金は返ってくると思います。(一部を除いて*これ、デメリットに書きます。)

メリット②保険会社の担当が日本人

東京海上日動で例をあげますと、保険請求のため、フリーダイヤルでアメリカ本土の指定の番号にかけます。もちろん応対してくれるのは日本人です。ただ、この番号だと、ただのコールセンターの人が出るようで、度々確認のために待たされたり、折り返しかかってくることがほとんど。
我が家が何度か利用するうちに、アメリカ現地でその実務処理をしている会社に直接電話するようになりました。こちらはロサンジェルスにありますが、もちろん応対してくれるのは日本人です。書類の送付先もそちらになりますし、書類が送られてくるのも、そのロサンジェルスの会社からなので、実務はそちらで行ってるようですね。
書類についても詳しいし、とても頼りになるので、我が家では初めからそちらにかけるようになりました。

つづいて、デメリット

デメリット①虫歯治療・健康診断や予防接種などは保障されない

ほとんどの怪我や病気には保障されますが、虫歯と予防医療に対しては保険対象外になります。これが一番のデメリット!特に虫歯に保険が効かないのが痛いです。
不透明なアメリカの医療費ですが、歯医者はこれまた高いというウワサです。アメリカの民間医療保険も、歯と目は別途別の専用の保険に入らないといけないそうです。そんなことしてたら、毎月の保険料で生活できないよ!
でも、歯の治療で保険が効いたことも!
私は歯は小さい頃から丈夫なのが自慢だったのに、渡米して2回も歯医者に行っています。その理由は、銀歯がとれてしまったから!
これには、困りましたが、放たらかしにはできませんよね。
保険会社に電話すると、虫歯が原因で取れてしまったのなら、保険適用外だけど、もし外からの衝撃によってとれた場合は保険適用されるかもしれないとのこと。請求してみないとわからないということでした。
実際には、2度とも虫歯が原因じゃないということで、付け直しだけにかかった費用「77ドル」でした。後日保険請求すると、適用され全額戻ってきました。
ちなみに、最初歯医者に電話した時、虫歯で銀歯を作り直した場合の治療費の目安、「1000ドル」!!!銀歯の作り直し、10万越えって、マジですか???
歯は大切に。
さて、アメリカこちらでは予防医療が盛んです。だから現地の医療保険だと、ほとんどが検診や予防接種は保険でカバーされるようです。だけど、海外旅行保険では、もちろん対象外です。

デメリット②一旦個人で医療費を負担しなければならない(後日保険会社に請求)

次にデメリットだな~と感じるのは、医療費を一旦建て替えしなければならないことです。そして、後日請求する書類を作るのがめんどくさい。。。だけどしないといけませんよね~!これはしょうがない。

ただ医療費がいくらなのか検討つかないので不安ですよね。
大体クレジットカード払いで払っておけば大丈夫です。無保険の場合、診察受ける前にデポジットを払うことも多いです。まず100ドルくらいを支払って、実際診察受けた後に、100ドル以上いった場合は、残金を支払うことになります。残金だけ、あとで請求書が来ることも多いですね。

海外旅行保険でもキャッシュレスできる場合もある

アメリカの病院を受診すると、必ず聞かれることが、「どの保険会社に入っているのか?」ということです。現地の医療保険だと、その保険会社が使える病院が決まっているようなのです。なので、現地の保険だと、必ず受診する病院で自分の持っている保険が使えるかどうかをチェックしないといけません。というか、保険が使える病院を探して受診することになります。

しかし、日本の海外旅行保険の場合は、これが通りません。その病院が使える保険グループに名前が出てこないようで、受診した時に契約書を見せても、「no insurance(無保険)」扱いになります。当然その場で、個人が支払いをすまして、後日自分で保険会社に保険請求をする形になります。

東京海上日動のHPでチェックすると、キャッシュレスの提携病院があるとありますが、これは、大都会に限ります。私が住んでいるインディアナ州では、この提携病院はありません。ましてや、近所になんてあるはずがない!!!
だけど、キャッシュレスにすることもできるんですよ!
提携のキャッスレス病院じゃなくても、支払い保証サービスが受けれる場合があります。
その場合には、病院への事前予約が必要です(Walk-in予約なしで見もらう場合は無理です。)病院の予約がとれたら、保険会社に電話して支払い保証サービスをお願いします。そうすれば、事前に保険会社が病院に電話をして、支払いを保険会社に直接請求してもうらうように手配してくれます。
できない病院もありますが、手配してもらえるとラッキー!その場で支払う必要はありません。

たとえば、後日請求書が送られてる場合も、未払いのまま保険会社に書類と一緒に送付すると、支払いしてくれます。

日本の公的医療保険は、海外でも適用されるらしい

我が家は、日本の健康保険料が給与からひかれています。なので、保険証も維持しています。これは、医療費が3割負担になるいわゆる公的な国の医療保険ですよね。
この保険、海外でかかった医療費にも適用されるそうです。一旦自己負担し、あとで書類を作って、協会けんぽに請求すれば、7割が戻ってくるようです。
ただ、この7割が問題!
日本で治療を受けた場合の7割が戻ってくるとの事です。つまり、実費の7割ではないんです。

…アメリカだったら、明らかに損じゃね?

治療を受けた国の医療費相場によりますよね~。

あと、翻訳をつけないといけないとか、医療機関に申請書を書いてもらわないといけないとか、書類を準備するのに大変そう…。実際我が家は請求したことがありません。今後、海外旅行保険で適用されなかった治療費(特に歯医者)があれば、請求することになるんだと思います。

だけど、銀歯の作り直しを想定して、
かかった費用1000ドル(約10万として)⇒7割で7万。
いや~、絶対7万なんて返ってこないでしょう。日本の治療費がいくらか見当もつかないけど、10万ってことないでしょう。半額もしないんじゃない?
アメリカの医療費、高いわ~。

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